多重心世界 シンフォニックハーツ 上下(永森悠哉)
(独声者の少年/多声者の終焉)
受賞時には『多重人格者世界ポリフォニア』というタイトルだったらしい。
とりあえず「ポリ〜」って意味が何だったのかは読み始めたらすぐに思い出した*1。
で。本筋はこの旧タイトルそのままの話。
多重人格を持つことが当たり前で、その人格が多ければ多いほど優遇される世界の話。
神話とか伝説とか出来すぎだと思ったらすごいどんでん返しが……。
非常に楽しんだ。
*1:多くの、複数の。以前、ポリフォニー - Wikipediaという形式の合唱をやっていたのに記憶から抜け落ちてた。