それさえもたぶん退屈な日々。

ぼんやりしてて自動移行されました

珠華繚乱(宇津田晴)

成り上がりとはいえ一国の「姫」である蓮祥が何故か「婿」として他国に嫁ぐことになってしまう話。
やー、笑った。
登場人物たちの掛け合いが軽快で読んでいて楽しかっただけじゃなくて、本筋の合間に挟み込まれる小さなエピソードがきちんとキャラクターを立てるために機能してたし。
ただ、登場人物紹介がいらなかったかも?
確かにキャラはわらわらといたけど、添えてあった一言が作品内で判明した方が面白かっただろうなあと思った。玄武とか。


これもルルルの新人賞、佳作。
ルルルの新人賞は一体何人出たんだろうと調べてみたら、5人、かな。
個人的に大賞を取った話がいまいちだったんだけど今のところ刊行されている他三冊が面白かったので残り一冊も出ないかな。