うちの母親とラノベの話
というか、うちの母親が読んだラノベの話というのが正しい*1。
母のスペックは
- 海外ミステリ読み(国内はこのミス優先で読むので一年遅れなことが多い)
- 本読みの間で話題になったものはとりあえず読もうとしてみる
という、来るもの拒まずのように思えるわりに以下の
な条件が足されるので薦めても意外なものが受けて返ってきます。受けないものは大概予想通りだけど。
あと、母の友人に最近ラノベ(っていうか少女小説かな。読んでいるのはBeans文庫系らしいので。もとは早川のFT読み)にはまってよんでいる人がいて、そちらからのお薦めとそれに対する反応もついでに足してみた。
ところでコバルトのころの新井素子とか角川文庫のころの火浦功はラノベに入れるべきか。
娘に薦められずに母が自力*3で読んでた本(記憶を辿る限り過去から)
薦めたんだか、勝手に持って行ったんだか気に入られた本
- 『箱の中の海』(樹川さとみ)
- なんか、妙に気に入ったらしく、その後『楽園の魔女たち』を薦める前に読んでた。サラが好きだった模様。わかりやすい母子だ……
- 『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』(桜庭一樹)
- 『少女七竈と七人の可愛そうな大人』が話題になっていたときに手元にあったものを貸してみたら気に入ったらしい(→http://d.hatena.ne.jp/soundsea/20070515/p6) そのまま続けて『少女七竈〜』、『赤朽葉〜』と読んでいっている。
- 『消閑の挑戦者』(岩井恭平)
- ハルヒ後に「なにかお薦めは?」と言われたときに貸した。一巻がいちばん面白かったといいながら三冊ともさくさくよんでいた。続刊でないかなー。
- 『狼と香辛料』支倉凍砂
- 弟に貸したらなぜか母を回って帰ってきた。好きそうだとは思っていたのだけど。
- 『今日からマのつく自由業』喬林知
- 要求されたので貸してみた。結構楽しんでいたらしいがそれよりも弟の馬鹿笑いのほうが忘れられないシリーズ。
- 『やおろず』古戸マチコ
- いつの間にか持っていってた。家神さんが気に入ったらしい。
同、いまいちあわないという一言で返された本
以上を持ってもなお母に薦めようと思えるような本
- 『暴風ガールズファイト』(佐々原史緒)
- 結構いけるはず。五十嵐は受けるに違いない。
- 『バカとテストと召喚獣』(井上堅ニ)
- 意外と受ける気がする。秀吉が。
薦める前にあきらめた本と薦められたのをやめとけといった本
ふりかえってみて
母がよくわからなくなりました。