それさえもたぶん退屈な日々。

ぼんやりしてて自動移行されました

先日の文体の話のぐだぐだとした続きっぽいもの

ふと思い出したんだけど、作家によって好む単語ってある気がする。


清水文化を読み始めた頃*1、「打擲(ちょうちゃく)」という言葉が分からなかった。精霊弾のときの前口上で使われていたのと、面倒だったので辞書を引いたのは結構後の事だったんだけど、後に他のシリーズで使っているのも見たときにこの人の語彙なんだなーって思った事は覚えている。


後もう一つ覚えているのが小野不由美の「畢竟(ひっきょう)」。
十二国記』で使われていたときは気にならなかったんだけど、別シリーズのどこか*2で使われていてすごい違和感を感じた*3
「畢竟」が悪霊シリーズだったかどうかは覚えてないけど、麻衣がジョンの微笑みを「はんなり」と表現していて、なにかがでていると思ったのも思い出した。


それだけ。

*1:といっても、二冊目が出る直前ぐらいだから……8,9年前かな

*2:詳しく覚えていない。

*3:たぶん女の子の一人称とかで使われたんだと思う。