それさえもたぶん退屈な日々。

ぼんやりしてて自動移行されました

霜島ケイという作家さん

id:deltazuluさんが「(霜島ケイの)他の作品も読んでいくことにしよう」とおっしゃっていたので何を勧めようかなーとわくわくで著作一覧*1を引っ張り出したら、完結してるしそこそこ手に入るけどとても長い*2か、完結してるし短いけど手に入らない*3か、手に入りやすいと思うけど打ち切りっぽい*4ので勧めにくい*5か、手に入りにくい上に打ち切りっぽい*6かだったので…………ええと……無理だった。
はっきりいって小林めぐみよりも探し難いと思う。私が『赤い瞳のシェスタ』を揃えた数年前ですら結構大変だったので。
無力だ……。


というか、あらためて各所在庫状況見てみたら『封殺鬼』ですら手に入りにくそうだなあ……。ルルルが再刊してくれないかなあ、『封殺鬼』だけでも。


『カラクリ荘の異人たち』って雰囲気は『モンスター・プロジェクト』とか『出てこいユーレイ三兄弟』とか『聖ベリアーズ騎士団!』とか、あと『封殺鬼』のなごやか部分だと思うのですが、前二作は打ち切り*7、『聖ベリアーズ〜』は読みきり*8、『封殺鬼』は長すぎると手を出しにくいことこの上ない。


霜島ケイはシリーズも割合に多いしもっと読まれていてもいい作家だと思うんだけど、『封殺鬼』の長さが人を躊躇させるのか、あるいは『封殺鬼』以外が異世界ファンタジーが多いので『封殺鬼』の読者が流れにくかったのか……。


とにもかくにもお勧めはお勧めなのでどの作品であっても見かけたらぜひ!ということで。

追記(2007/07/18)

ルルルで出たばっかりの『封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ1』は以前書いたように封殺鬼』未読の人からすると前提情報が少なくてどうかなあと思うんだけど……どうなんでしょう。
もし物足りなかったら古本屋さん*9とかで『花闇を抱きしもの』を探して読むとおおむね補完できるんだけど、単発では勧めづらい。続き物だし。

追追記(2007/07/18)

は、『聖ベリアーズ騎士団!』につけるべき注釈なのは「読みきり」ではなく「とうに絶版。たぶん版数もかなり少なめ」……!
初版は1996年のスーパーファンタジー文庫なので……たぶん「打ち切りっぽい」と書こうとして一冊だけだったので「読みきり」ってかいちゃったんだろうな……すみません。

*1:Wikipedia

*2:封殺鬼小学館キャンパス文庫

*3:『赤い瞳のシェスタ』スーパーファンタジー文庫

*4:と、以前サイトに書かれていた。

*5:『空と月の王』MF文庫J

*6:その他もろもろ

*7:レーベルそのものもすでに無いし。

*8:続きそうだったけど一冊のみなので。

*9:まだAmazonには在庫があるみたいだけど、本屋じゃなかなか手に入らないかと。